12月の日差し

先日まで、夏日…小春日和…のお天気をやり過ごし、はたと気づいたら、ラジオからはクリスマスソングの流れる師走になっておりました💦

この時期は太陽の日差しが弱々しく「午後2時を過ぎると夕暮れが始まる」と過去に読んだ新聞記事に掲載されていた女性詩人の言葉が思い出されます。

先日の11月24日に、1年半に一度の発表会は終演いたしました。

生徒さんは、実力を発揮!トラブルも時間超過もなく、無事に終わることが何よりの収穫。自分なりには、課題や反省点もありますが、終わればまた次回は何をテーマしようかと…。葛西臨海公園のマグロの回遊と自分を重ね合わせたり(笑)ゴールのない、走り続けることを選んだ人生。

昨日読了した三浦しをんさんの『風が強く吹いている』は、東京大手町のゴールに向かって、10人が襷をつなぎ、217.1キロメートルをひた走る箱根駅伝を題材にした長編小説でした。所々、「走る」ことを「音楽」に置き換え、共感の感情が芽生えました。「走っているとき」の孤独、心許なさ、不安感、、、でも仲間がいるからその感情を昇華できる美しい精神に感動し、胸が高鳴りました。

音楽は襷を繋ぐことも、苦しい練習を共有することもできませんが、聞いてくださる人の心と一瞬でも通じ合うことができたら最高です。

個人的には、今週末の合唱コンサートの伴奏が今年最後の本番になります。「あっ!練習しなければ!」マグロはずっと泳ぎ続けていくんだから…


群馬県伊勢崎市ピアノ教室 音風(おんぷ)ミュージックレッスン

群馬県伊勢崎市太田町 青いピアノ看板 音符フェンスの駐車場が目印