こんにちは
はっきりしない気まぐれな春のお天気。そんな3月の終わりの日曜日に茨城県のひたちなか海浜公園へ行ってまいりました。その日は初夏のような陽気で、二人乗りの自転車をこぐと、少し汗ばみ、頬に春の風が心地よく、「ワーッ」と叫びたい衝動に駆られました(*^。^*)
帰り道、阿字ヶ浦漁港を通る海沿いの道すがら、浜辺や磯におりて、砂浜に打ち寄せる波、磯で生きるヤドカリ、ウミウシ、カニ、ヒトデなどを目にして、忘れかけていた童心に戻りました。夫は小さいカニを採る名人で、幼い頃、海へ行ったときに、地元のおじさんに採り方を教えてもらったようです。何十年も経っても覚えていたことに驚嘆しましたが、採ったカニは近くで砂遊びをしていた見知らぬご家族のバケツの中にプレザント(お子さんが歓声をあげて喜んでくれました)。心が満たされる時間でした。
浜辺の波音を聞いていると、頭に浮かんだのは
日本の名曲『浜辺の歌』
そして、
与謝蕪村の俳句 「春の海 ひねもすのたり のたりかな」
一瞬を切り取る短い言葉で時空をも超える表現の凄さ。
遙か遠い過去の、その自然や音や匂いに感じた心の動きは、今とつながっていることを心に留め帰路に就きました。帰り道に寄った笠間パーキングエリアの栗ソフトは濃厚で栗の風味も相まって最高に美味しかったです♡
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