2025年スタート

こんにちは

新年が明けて、早っ15日！年頭には1年の目標や展望を小さいメモ帳に書き始めたら、紙面が足りず、セロテープで留めて4枚になりました💦音楽教室の経営や運営、指導、営業等…一人何役も担う個人事業主であるがゆえ、多角的に物事や時代の流れを捉え、自分自身を日々省み、多方面の音楽ジャンルにアンテナを立てて、日々のレッスンを刷新していくことが使命と。とはいえ、正解を探すのに七転八倒の迷える中年羊に、子どもたちは時々、大きな力を与えてくれます。

昨日のレッスン。Aちゃんがレッスン室に入るなり、

（Aちゃん）「先生！とっても良いお知らせがあります！」

（私）「何々？ドキドキする～」

Aちゃんはおもむろにレッスンバッグから楽譜を取り出しました。それは、6年生を送る行事で合唱するピアノ伴奏のオーディション用の楽譜でした。

（Aちゃん）「大好きな6年生がいて、その子に聞いてもらいたいから、オーディション受けます。とっても自信があるの。」

（私）「●　●　●」

楽譜を見たら、和音の音域も広く、まだ手の小さいAちゃんには、かなり高いハードルと感じました。でも、本人は、届かない音を自分で工夫して練習してきたので、その気概に、私の小さい心を大きな鞭で叩かれた気がしました。

大切な人へ、音楽を届けたいと願うAちゃんの純粋な気持ち。音楽は自分が音を楽しむより、音を楽しんでもらうサイドに立ったときにこそ、心を通わせる音楽への真摯な旅が始まるのだと気がつかされました。

その日は、もう一人、やはり伴奏オーディションを受けるのだと、楽譜を持ってきた子がいました。先生も、最善を尽くすよ！頑張ろうね！と。こんな挑戦のチャンスや希望を与えてくれる子どもたちに感謝の気持ちで始まりました2025年です。