こんにちは 8月も残り一週間。
レッスンに来る子どもたちに、「宿題、終わった?」と聞くと、清々した表情で「終わったよ!」と。 内心、「偉いなぁ…」かつての私は、夏休みの最終日に、必死で終わっていない宿題と格闘する小学生でした💦
性格って変わるものですね。特に若い頃は、なんとかなるさ!的なポジティブ思考が、良くも悪くも自分の性格のほぼ全てでしたが、今は、準備をしないと不安になります。「準備を丹念すると結果も理想に近づくこと」ことが、歳を重ねて、経験を重ねて、会得できたように感じています。それでも手応えを感じるのはわずかですが…
きちんと計画的に宿題を終わらせることのできる子どもたちに頭が下がります。ピアノのレッスンも一週間の短いスタンスで練習計画をどのように立てるかという思考が必要です。また、理想の演奏に近づくための方法や実践することで生じる問題を解決するための思考力はピアノに限らず、社会に出てからも、いえ、社会に出てからこそ、駆使するべき思考パターンであるとも感じます。ただ弾いているだけではピアノは上手くなりません。それはどんな技能を得るものにも共通することであると思います。大人になってからも自分の能力を発揮し、社会の一員として、生き生きと生きていくために必要な思考力をも伸ばせるピアノ教室でありたいとも常々思っております。
2025の夏が終わりに近づき、今年は戦後80年という節目でもあり、第二次世界大戦や太平洋戦争について考える時間がありました。戦争によってたくさんのものを失った。それは日本人だけでなく、世界中の人がそうでした。そして今も戦争によって失われていく現実があります。音楽にできること、自分にできること、みんなでできること、そして朝ドラ『あんぱん』のテーマでもある「人生は喜ばせごっこ」を願う夏の終わりです。
追伸:10月に混声合唱団の演奏会を開催します。幅広い年齢層の方に喜んで頂けるプログラムになっておりますので、お近く方はぜひ♡
0コメント